2022.02.22
デザインに酔いしれる!モザイクタイルミュージアム
みなさん、こんにちは。リージョナルキャリア岐阜のコンサルタント、伊藤です。
先日、多治見のモザイクタイルミュージアムを訪れました。すり鉢状の土の壁と、おとぎ話の中から飛び出してきたようなユニークな外観で親しまれているタイルの殿堂です。
膨大なタイルのコレクションをもとに、この地域で培われてきたタイルの知識や技術が集積。タイル産業を一望できる貴重なアーカイブになっています。
タイルを使った小物の飾り付けなど、ワークショップも好評。デザイン系のお仕事をされている方の憩いの場ともなっていて、この空間で、インスピレーションを得られる方も多いそうですよ。
パナソニックの創業者である松下幸之助氏は、初めてアメリカ市場を視察に行った際「これからはデザインの時代である」と痛感したそう。そこで当時、国内で唯一デザインを専門科があった千葉大学から、大学側が「絶対に手放せん」という現役教授を交渉の末に招聘、社内に意匠部を立ち上げたといいます。
松下氏は後年、このデザインの重要性についての自らの気づきについて「アメリカに行った時の土産はこれ一つ」と述べられています。
工学博士である田坂広志氏も「私たちが仕事を通じて創り上げ、顧客に提供しているものは単なる『製品』ではない。それは『作品』である。」と言っています。惜しみなくデザインされた「作品」、その精神をこそ思い起こすべきなのかも知れませんね。
なぜか、ふしぎな、うつくしさ。モザイクタイルミュージアム。あなたも、いっとき、デザインに酔いしれてみては?
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